それでも一緒にいる…

アルコール依存症の夫を持つ 共依存の妻のつぶやき

アルコール依存症専門病院(精神科)の受診

初めてM先生とお会いして、約1ヶ月半後

 

M先生のいる病院に予約をして

 

夫と一緒に受診した。

 

 

受付をして、看護師さんによる問診

 

前の精神科の病院の時と同じように

 

病歴や酒害だけではなく、自分の職歴や家族構成

 

なども聞かれた。

 

 

しばらく待ってM先生の診察室に呼ばれた。

 

先生と話す夫は、やっぱりアルコール依存症とは認めていない

 

様子だったが、前の病院の時よりは落ち着いていたような気がする。

 

 

夫は、アルコールが原因で人に迷惑をかけ、多々記憶を失くし

大病になり、事故まで起こした。

 

先生 「アルコール依存症になると飲酒のブレーキがきかなくなって、問題行動を起こします。〇〇さんは、立派なアルコール依存症です。治療の基本は『断酒』しかありません。」

 

前の県立の病院の治療は、まず入院からだったので

 

私 「通院でも治療できますか?」

 

先生 「通院でも良いですよ。断酒するには『断酒の3本柱』というのがあります。」

 

 

 

先生「とりあえず抗酒剤*1を処方しますから、毎朝飲んで下さい。」

 

 先生「この薬を飲んでからお酒を飲むと、動悸や吐き気が起きて急性アルコール中毒の症状が出るから気をつけてね。説明しとかないと飲みすぎて救急車を呼ばないといけなくなるかもだからね。(笑)」

 

夫 「・・・」

 

薬は私が、定期的にもらいに来るとこにして

 

断酒会は、地域のに参加しようと思った。

 

でも、夫は薬を飲むのかな??

*1: アルコール依存症などで飲酒を控える必要がある人に対して、断酒を目的として処方される薬剤。 アルコール分解酵素の働きを阻害する作用があり、服用すると少量の飲酒でも動悸(どうき)・吐き気・頭痛等の不快感を覚える。