それでも一緒にいる…

アルコール依存症の夫を持つ 共依存の妻のつぶやき

肝硬変で入院

夫が47歳の時、肝硬変になった。。

 

 夫は、毎日ビール350mlを1~2本と焼酎を2~3合くらい飲んでいた。

 

その時は、連休だったので

日頃の量を夜飲んで、夜中に起きたついでに焼酎をそのまま飲んで

 

休みなので朝から飲んで、寝て

目が覚めたら、また飲んでの繰り返し…

 

最後の休みの日の昼過ぎ

夫「なんか調子が悪いな…」

 

私は心の中で

(あんだけ飲み続ければ調子も悪くなるでしょうねぇ…)

と思いつつ、言っても無駄なので放置。

 

次の日の朝、

 

私も仕事なので用意していると

 

夫「腹がパンパンに張って苦しい」

 

と言いながら起きてきた夫のお腹は、本当に張っていた。

 

私「大丈夫?」

 

夫「う~ん、病院に行ってみるかも」

 

私は、夫の体も心配だったが、

 

連休での暴飲酒のせいでしょ 

と、怒りが湧いていたので

 

放置して仕事に出た。

 

私の仕事中に、夫のかかりつけの内科から連絡がきて

 

医院「ご主人の具合が悪いので、すぐ来て下さい。」

 

私「わかりました。」(マジか…"(-""-)"…)

 

連休明けで、自分の職場の人に迷惑かけるのが心苦しいと思いながら

私は、会社を早退して夫のいる医院へ 

 

医院の医師「なんでここまでなったの?腹水が貯まってる。紹介状書くから、すぐ行って。行ったらたぶん、入院になると思うから。」

 

私 「!!(゚Д゚;)……   わかりました…。」

 

と、言うしかなかった。夫は不安そうだった。

 

紹介された消化器、肝臓専門の病院へ行った

 

その病院で診察後、採血、エコー検査

 

結果が出て

 

病院の医師「非代償性の肝硬変ですね。」

 

私 「えっ!? 肝硬変なんですか?(*_*;) 」

 

医師「はい、肝硬変です。静脈瘤や癌になってないか一応CTも撮りましょう。」

 

私の頭では、一度に理解できないほどの出来事だった。

夫はアルコールが残ってる様子で、

 

夫「俺、肝硬変?死ぬかもしれない?」

 

と、何度も私に聞いてきたが

 

私「肝硬変だけど、死ぬかはわからない。」

 

と答えることしか出来なかった。

 

結局、静脈瘤も癌でも無かったが、そのまま入院することになった。 

 

若い時から飲酒はしてるけど、

こんなに突然に肝硬変になるんだと泣きたくなった。

 

毎日飲み過ぎなんだよ。。。

 

と、夫を責めながらも

私がもっとしっかり止めていたらと

その時は、自分を責めたりもしていた。

 

非代償性肝硬変ってどういう意味なんだろう…

 

まだ、アルコール依存症とは思っていなかった。