それでも一緒にいる…

アルコール依存症の夫を持つ 共依存の妻のつぶやき

肝硬変での入院生活①

非代償性肝硬変と診断され、入院した夫

腹水・黄疸・発熱に肝性脳症*1にもなっていたので、

当初の記憶は、あまり無いようだ。

 

最初の治療は、主に点滴と食事。

不眠・不安・手の振るえが出て、眠剤と安定剤の薬が処方された。

 

入院前から飲酒しないと眠れないとか、

大量の寝汗・悪夢・手の振るえはあった。

 

それがアルコールの離脱症状だとは、まだ知らなかった…。

 

医師から「点滴しても腹水が減らないようなら、直接お腹に針を刺して抜きます。」と言われた。

 

夫は、良くなるのか…

長生きできるのか…

私は、ただただ不安だった。夫もそうだったと思う。

 

夫「もうお酒は飲めないのかな…」

 

私「飲んだら長生き出来ないんじゃ…(◎_◎;)」

( ここまできて酒の心配ですか…)と思った。

 

点滴は、1週間ほど続いた。

  

かなりゆっくりと良くなって、体重も4㎏ほど落ちた。

その後、利尿剤の内服に切り替わった。

 

*1:肝機能の低下で血中のアンモニアが分解されず、脳に影響すること