それでも一緒にいる…

アルコール依存症の夫を持つ 共依存の妻のつぶやき

断酒会

明けましておめでとうございます。

 

今年は、平和な年になれば良いなぁ~

 

 

もう昨年の出来事だけど、

 

先日、夫の入院している病院の『忘年断酒会』に行ってきた。

 

私は、遅れて行ったのだが、多くの方が参加されていて

 

終わるまでに4時間くらいかかった。

 

入院中の方、通院しながら断酒を頑張ろうとしている方

 

10年・20年・30年以上と断酒されているベテランの方

 

酒害者の家族の方など、年齢も性別も色々な方がいらっしゃっていた。

 

皆さんのお話を聞いていると、その中に私たちの生き方のヒントがあるように思う。

 

 

 

 

私が初めて断酒会に参加したのは、2年前の1月だ。

 

アルコール依存症の方の集まる断酒会

 

あの時は、想像もつかない世界って感じだった。

 

正直、最初に一人で行く勇気がなくて夫を誘った。

夫の抵抗はあったが、何とか一緒に行ってくれた。

 

 

正月明けだったせいか、参加者は少なく

私たち夫婦を入れて、4人だけ。

 

 

お一人目の方(たぶん支部長さん)が、話をされると

 

私は、涙が流れて止まらなかった。

 

順番に一人ずつ自分の事を話していく

 

聞いてるだけで怖かったし、自分の辛さが重なって

私だけが、ただただ泣いてしまった。

 

夫は、少し話すことが出来きたが

どのような気持ちだったのか…

 

私も夫の事を話したけど、結局ずーっと泣いてばかりだった。

 

 

夫は、帰る途中でドラッグストアに寄り、酎ハイを買ってた。

 

たぶん、俺はあそこまでじゃないとか、アルコール依存症にはなってない思っていたのかもしれない。

 

 

あの頃の私たちは、アルコール依存症がどんな病気なのかわかっていなかった。

 

そして、今もまだわかっていないのかもしれない。