それでも一緒にいる…

アルコール依存症の夫を持つ 共依存の妻のつぶやき

初めてのアルコール依存症専門病院

平成28年、夫はアルコール性肝硬変になり飲酒運転で事故を起こした。

 

その事を職場の先輩に話すと

先輩「ダンシュカイに行ってみたら」

 

私 「ダンシュカイ??(;´・ω・)…(ナニソレ…)」

 

先輩「断酒会。知らない?調べてどこかに相談した方が良いよ。ご主人まだ若いんだから」

 と言われた。


『断酒会』初めて聞いた…夫はアルコール依存症…?もやもやした気持ちだった。

 

とりあえず、市政だよりをチェック

◎依存症等相談『こころの健康センター(平日午前9時~午後4時まで)』

仕事をしている私には、時間が厳しい…(-"-)…

 

仕方ないので昼休みに電話。

 

私の話を聞いてくれて、断酒会や専門の病院の連絡先も教えてくれた。

 

断酒会よりもアルコール依存症の専門の先生に診てもらおうと思い

少し離れた所にある県立のK病院に予約して二人で診療に行った。


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診察は、すごく落ち着いた感じの先生だった。

 

先生は夫の両親の事、生い立ちや仕事の事、私の両親の事も聞かれた。

今までの人生とアルコールって関係あるのかな?と思いながら先生の質問に答えていると

 

夫「これって診察に関係あるんですか?」と切れ気味に言った。

 

(夫よ、切れないで診察を受けてくれ…(*_*;))

 

先生「アルコール依存症の治療に関係あることです。」

 

夫「俺はアルコール依存症じゃありません」

 

(いや、それを診てもらう為に来たんだよ( ;∀;)…)

 

すごく丁寧に診察をして頂いてるのに、夫の態度は横柄な感じになっていって、

夫と向き合って話をしていた先生が、私の方に向き直して

 

先生「ご主人は、アルコール依存症を否認してらっしゃるので、奥さんが断酒会や家族会に行って勉強して下さい。」

 

先生「アルコール依存症は、家族に影響します。子供さんにも影響がありますよ。」

 

先生はそう言うと、断酒会・家族会・AA*1などの自助グループのチラシなどをくれた。

 

夫がアルコール依存症の本人なのに、私が勉強するんだ。。と落ち込み

でも、子供に影響があったら…と思うと、すごく怖かった

 

私達は、どうなって行くのだろうと思った。。。

 

 

*1:アルコホーリクス・アノニマスAlcoholics Anonymous